～インポーター資料より～
シャトー・ドルシュヴィールは、アルザス　コルマールから２０km南にある、オルシュヴィール村にあります。
このシャトーの歴史は、ローマ法王が隣町の教会の奉納に滞在した１１世紀初期、１０４９年まで遡ります。１５１３年にはストラスブーグの司教が、その後その土地の貴族が買い取り、フランス革命後の１８５４年に現在の所有者が購入しました。１９８６年から畑を広げ、現在は23ha、そのうち2.5haが５つのグランクリュ（Rangen, Kitterl、Kessler、Pfingstberg 、Kitterl）であり、また、独占所有である有名な、Bollenberg、 Hueben、Enchenberg　を所有しています。

現在のオーナーであるハートマン氏は自然環境に優しい栽培のシステムを目指しています。畝と畝の間の草はぶどう栽培においてプラスの要素であるという考えから定期的に草を刈り、地中に残留する除草剤は一切使いません。肥料（窒素、炭酸カリウム、リン酸塩、マグネシウムなど）も必要最低限の量に抑えています。収穫量もアルザスAOCの規定より低く抑え、ワインに凝縮感を与えています。SO2の添加も最小限に留めており、また、補糖は一切行いません。ラベルには、消費者にわかりやすいよう、残糖分をg/lで表示しています。
【100610】